伝 承 品 博 物 館 
緑松会は、会則に提唱している通り、泉松陵高等学校における応援文化の「保存・継承」を、会の主たる目標に掲げています。この頁では、応援文化を語る上で欠かせない、活動に用いた数々の道具・備品類を画像展示していきます。幾世代にも渡って使用されてきた伝承品を、作成当時の目的・役割・願いも含めて紹介していきます。物品の保存に加え、個々に宿る精神の伝承に、僅かでも寄与する事が出来れば幸いです。
また、本会は、これらの伝承品を、現役達の意見を聞きつつ、互いに協力して、「復元・更新」を試み、次世代に繋げるよう推進していく所存です。現役応援団諸君の深いご理解ご協力、また、諸先生方、同窓生、同校関係者のご支援を心よりお願い申し上げます。




宮城県泉松陵高等学校応援団同窓会 緑松会






手 旗





初代 団長・副団長用手旗
1〜4回生、昭和61年まで使用

「団長=紫(校章は山吹※歴代幹部画像参照)、副団長=臙脂、一般幹部=緑」という配色は、創団当初から手旗を通じて継承され後の羽織袴の色彩秩序となる。その基となった当団黎明期の貴重な手旗である。他、紫、緑も在り。



四代目 一般幹部用手旗
19回生、平成13年より使用

当団にとっては、「緑=スクールカラー(基調色)」。幹部手旗は、団旗の縮小版的な雰囲気を放ち感慨深い。羽織袴と同様、太線1本が入る。緑の手旗の本数で、その年の団の規模が伺い知る事が出来る。当団の主力手旗である。

四代目 第二副団長用手旗
(19回生、平成13年より使用)

羽織袴と同様、色は臙脂。細線1本、太線1本が入る。19期生以降、幹部全体が、団長を親衛するかの如くこのデザインの赤の羽織に統一。いわば「松陵の赤備え」と変遷を遂げた
(※歴代幹部画像参照)。

四代目 第一副団長用手旗
19回生、平成13年より使用)

羽織袴と同様、色は臙脂。細線2本、太線1本が入る。赤は、「紫に次ぐ高貴な色=臙脂」、また、「傍らに仕える剛の者=赤備え(武田武士、井伊、真田)の赤」的な意味もある。
以後、当団では、「団長に次ぐ者」の指定色とし、副団長と「将来の団を背負う者=幹部長」に使用。

四代目 団長用手旗
(19回生、平成13年より使用)

羽織袴、真善美の幟に合わせ、古来から伝わる「最も高貴な色=紫」を施す。羽織袴と同様、太線2本が入る。初代の手旗では、校章に山吹色が施されたが、四代目は、白線2本が加わり、白抜きの校章と組み合わせてシンプルに構成されている。団長の手旗は、常に勝利の凱歌で拝みたいものである。

一般幹部用手旗
(22回生 平成15年より使用)

平成15年度より、「新生松陵応援団」として変革を遂げ、一般幹部用羽織も刷新。旗手長、鼓手長同様「臙脂」に統一。
それに伴い、一般幹部用手旗も羽織袴の色に合わせ新調される。
色は臙脂、太線1本が入る。
かつての一般幹部の名残は、    「太線1本」として息づく形となる。
当団の新たな主力旗となろう。

※手旗の紹介で、名称の頭に○
代目とのありますが、これは、手旗を更新した回数です。





幟 ・ 団 旗






幟(激励旗)『檄』
4回生 デザイン
5回生 昭和62年に作成

縦長の幟旗が多い中、サイズ的にも小さく軽量。故に動かし易い。試合中、時折、天を突き、左右に振り使用する事も。選手や応援席を鼓舞する役割を考えての激励旗だ。「檄を飛ばす=他に同意を得、決起を促す」「檄文=その文書」の「檄」がデザインのコンセプトであるが、「激しさ」の「激」の文字を使用する事で、より旗に勢いを加えている。
同じものが2流あり、総体開会式等では幹部の隊列の両外側、最前列に配置。

不動の旗が多い中、唯一「動」を意識して使用。「勝ち鬨」を上げつつ掲げたい旗だ。

幟(吹き流し型)『堅忍不撓』
1〜3回生期に作成 

元来、体育館などで、二階ギャラリーからつるす「垂れ幕」として使用されてきたが、昭和61年(四回生)より「吹き流し型」の幟として使用を試み定着。紺に白抜きの「堅忍不撓=校訓の一つ」。また、第一応援歌の歌詞にも由来。
日常の応援練習、部活動、学業の有り様を示しつつ、応援中も、自らを律し掲げる叱咤激励の旗である。
同じものが2流あり、総体開会式等では中央より2番目(後方)に配置する。支柱に結ぶ幟旗と異なり、吹き流しの形状から、風になびく姿が実に美しい。

初代から続く「応援団の精神性」を現した旗だ。

幟(象徴旗、団長旗)『真善美』
4回生 昭和61年に作成

上部に校章。縦に白抜きの「真善美」の文字は校歌の歌詞に由来。
全校生徒の目標、松陵応援団の在るべき姿。真に「象る姿」にならんという願いが込められている。
上端部には、「天下布武(織田信長公が天下に発した号令より引用)」の吹流しが付帯。三校定期戦など、会場が分散される場合は、団旗の代用と考えられる程、重用される特別な幟である。
また、「団長の旗印(団長旗)」としての役割もあり、紺に白抜きの幟旗が多い中、団長の手旗と同様、紫を使用。団長の傍ら、もしくは正面、幟旗類の中央に配置することが望ましい。スタンドでは、大団旗より低い位置に配置。

団旗に次ぐ松陵応援団の象徴旗である。

大団旗(象徴旗)
5回生 昭和62年に作成

当団の象徴旗。色は、無論、松陵の「松の緑=象徴色」だ。たたみ8畳。強風時には常人が一人で支えるのは困難を極める。その大きさ故に、市販のアルミポールなどは適合せず、母校付近の竹林より切り出した直径10p程の孟宗竹を支柱とし使用。

当団においては「不動の旗=永遠のシンボル」と言えよう。
初代団旗(象徴旗)
1回生 昭和59年(?)に作成

当団の象徴旗。色は、無論、松陵の「松の緑=象徴色」だ。素材には絹を使用している。
大きさはたたみ2畳程と小振りではあるが、その質感が実に素晴しく、また遠くの会場へも搬入しやすく、機動力が求められる総体などの時には重宝しました。





太 鼓





初代 和太鼓(大太鼓)
1回生 昭和57年に作成
(昭和63年,平成6年,平成13年補修・張替)
鳴鼓堂(鳴子町)謹製。

太鼓奏者の世界では、大太鼓は、ソロ演奏も多く行われる種のようである。
その意味では、応援時も同様、鼓手の緊張が、そのまま周囲の心に響き渡る。「大太鼓を打ちこなすには応分の体力と表現力が求められる」と言われている。それに必要な練習量、掌の状態等は割愛する。初代から続く鼓動が、今も、多くの松陵生を鼓舞し励まし続けている。

幾年経ても、松陵応援団が奏でる太鼓の音に合わせ、掌を叩き、母校の歌を唱いたいものである。




緑松会では、備品画像を随時募集しています。備品だけを撮影した写真でなくても、事務局で
トリミングし掲載させて頂きます。写真提供希望者は事務局まで、宜しくお願いします。

松陵応援団御用達の店
お世話になった店 〜備品購入、更新の際に〜


株式会社 高橋染工場
http://www.nagamachi1.com/109.html
〒982-0011
仙台市太白区長町二丁目11−30
022-248-2348 TEL
022-248-2349 FAX

旗(団旗、手旗)、幟、横断幕、羽織袴、手拭い、腕章などを作成していただいた店です。
※残念ながら平成16年3月に閉店されました。


鳴鼓堂 太鼓製造業
代表 菅原才智 
〒989-6836玉造郡鳴子町字焼石亦19
0229−87−2448 FAX同


和太鼓の皮の張り替え、メンテナンスの際に。

緑松会では、備品作成、修繕、購入に関わる業者、店舗の情報を随時、募集しています。
お問い合わせは事務局まで。

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